抗がん剤治療が始まった日。副作用への不安と現実#3

病院用ベッド, 病室, ヘルスケア, 入院

入院生活が始まり、いよいよ抗がん剤治療を受ける日がやってきました。
「本当に自分の体は耐えられるのだろうか」
「副作用はどれくらいつらいのだろう」
そんな不安でいっぱいだったのを今でも覚えています。

今回は、私が初めて抗がん剤治療を受けた日のことと、そのときの体験をまとめます

治療開始の日の様子

点滴室に入ると、すでに他の患者さんも治療を受けていました。
カーテンで仕切られたベッドに案内され、腕に点滴の針を入れられた瞬間、緊張で体が固まりました。

「ここから始まるんだ」
そう思うと、胸の奥がぎゅっと締め付けられるような気持ちになりました。

最初の副作用

点滴が始まった直後は特に変化を感じませんでした。
しかし、数時間後から体がだるくなり、少し吐き気を感じるようになりました。
その後も、食欲が落ちたり、口の中に違和感が出たり…。

副作用は個人差があると聞いていましたが、「これからもっと強くなるのでは」と思うと、不安が大きくなっていきました

医師や看護師さんの支え

治療中、医師や看護師さんがこまめに声をかけてくれたことは本当に心強かったです。
「つらいことがあれば我慢せずに言ってくださいね」と言われ、気持ちが少し楽になりました。

医療スタッフの支えは、抗がん剤治療を乗り越える上で欠かせない存在だと感じました。

初回治療を終えて感じたこと

初めての抗がん剤治療は、不安と緊張の連続でした。
副作用は想像していたよりもつらい部分もありましたが、「治療は確実に進んでいる」と思うと、希望を持つこともできました。

完璧に前向きではいられませんが、支えてくれる人がいるおかげで「もう少し頑張ろう」と思えています。

  • 抗がん剤治療は不安の連続だった
  • 副作用(吐き気・倦怠感・脱毛)が出たが、支えがあって乗り越えられた
  • 治療が進むことで「前に進んでいる」という実感を持てた

次回は、治療を続ける中で工夫したことや、日常生活で役立ったアイテムについて書こうと思います




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